いつも読んでくださり、ありがとうございます。

今回は、受験生に限った話ではないのですが、

『勉強との向き合い方』について、お話ししようと思います。

早速ですが、「子供たちの可能性は、子供たち自身の中にあります。」って

よく耳にします。まったくその通りだと思います。

この「子供たち自身の中」が今回のテーマです。

学校で朝早くから課外授業を受ける、正規の授業が終わった後の課外授業、

スタサ〇の動画など様々なコンテンツの授業動画、

これらをすべて否定するわけではなく、これらは必ず「外」にあるものだということ。

朝課外をする先生、夕課外をする先生、ネット上の色々な授業動画を撮影している先生、

みんな「教えることのプロ」です。

高校生に教えて、「分からせる」ことは当たり前です。

この「分からせる」がとても大きな間違いを生み出すことがとても多いことを

長年、生徒達と触れ合ってきて感じています。

それらは、「生徒自身の中」にあるのではなく、どこまでいっても「外」なのです。

その生徒の本当の成長とか得点率アップって、いくら「外」にあるものをむさぼっても叶いません。

では、どうすればいいのか？

答えは簡単です。

各科目、問題集1冊まずは自分でやって考えてみるんです。

自分の理解の足りなさ、出来なさを痛感するんです。

それから、「なんでこうなるのか？」「自分はこう考えたけど解答とちがうな」とか「自分自身の中」で考えながらアウトプットしていくんです。

そうすることでしか本当の実力はつきません。

何かを見たからと言って、何かがすぐに得意になるわけはありません。

大谷翔平の試合映像を繰り返し見たところで、大谷翔平どころか野球はうまくならないのと同じです。

自分の手を動かして、やった者にしか気づけないものなんです。

「わかる」のその先へは、自分自身の中でのアウトプットでしか行けません。